2026.04.21

院長ブログ

「”360度前向き”、ソフトボール上野選手」

 令和8年度の新学年が始まり、お子さんたちも新たな環境での生活が始まりました。

 みんなが、楽しい新生活であれば良いのですが、中には環境に中々なじめない人もいます。 多感な小中学生にとっては新学期のストレスは当然なことです。 

 さて、かなり前の話になりますが、2021年に東京オリンピックがありました。コロナ禍で無観客、寂しくもあった大会でした。しかし、僕には日本のソフトボールが獲得した金メダルが印象的でした。

 ピッチャーの上野由希子選手の活躍がありました。上野選手は2008年の北京オリンピックでは準決勝の日、アメリカ戦で投げて敗戦、同日夕方の3位決定戦(敗者復活戦)の豪州戦でも投げて勝利。翌日の決勝戦で再度のアメリカ戦でも投げ抜いて勝利し、金メダルを獲得。その後、ソフトボールはオリンピック競技から外れ、2020年の東京オリンピックで再び復活しました。実際には2021年に東京オリンピックは開催されたので、北京から13年ぶりでしたが、また上野投手の活躍、またもやアメリカとの決勝戦で勝利し金メダルを獲得しました。

 北京のあと、打球をうけての顔面骨折や、監督との確執、年齢のこと、一時期ソフトボールが五輪から外れるなどで目標を見失い、引退も考えました。彼女にも紆余曲折があったのです。

僕は2008年北京オリンピックで2日間で3試合投げるという彼女の信じがたい驚異的な活躍を見ました。しかし、その後の五輪ではソフトボールは競技から除外されたこともあり、まさか、13年も経過した2021年東京オリンピックにも上野投手の姿があり、しかも、金メダルの瞬間に投げているなど、想像もしていませんでした。

 その強くて順風満帆そうに見える彼女が座右の銘、心の中に抱いていたのが「360度前向き」です。これには感銘を受けました。おそらく、思っている事や目的と現実が180度反対の辛い境遇の場面も多くあったのでしょう。しかし、それでも前に進もうとしなければ、事態は解決しません。

 どの人にも前に進むのが大変な場合があると思いますが、上野選手の活躍を見ていると立ち止まっている場合ではありませんね。一見辛いことでも前に進もうという気持ちが大切です。

 試合後、アメリカのメディアは「北京で負けてから13年経ってもアメリカは上野を攻略できなかった」と報道しました。日本にはすごい人がいるのですね。

2021年東京オリンピックでアメリカに勝ち、金メダルを決めた上野選手

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